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【毎日更新】金子一朗さんインタビュー<7>

― 昨日(4月上旬)はCDの録音をされたということですが。
「ひとつの節目でしたね。同じ時期に音友ムックの「ピアノとピアニスト2008」という雑誌に日本のピアニスト206として紹介されて。富士見市(埼玉県)にあるきらり富士見というホールを3日間貸し切って。フォンテックの技術屋と一緒に録音を行いました。本格的な録音なので、もう全然他の演奏とは違いましたね。全く別もの。テイクも沢山録るし。ディレクターの人がOKって言わないと終わらない。売り物なので。テイク録っては聴いて、ディレクターの人がダメ出ししてくるて、自分でも聴いてそこダメだよなってやっぱり思うし、全然違う。プロ集団でしたね。当たり前だけど(笑)。感じたのはやっぱり、クオリティーを細部までつきつめてやるってことと、伝統的なことを踏まえなくてはダメだし、でも自分のオリジナリティーも少し加えなきゃだめだし、そういうバランスのいいことが全部求められる。半端じゃできない。もっと準備しなきゃなって思いました(笑)。」

― 収録曲はどのようなものですか。
「ドビュッシーの12の練習曲全部と、シマノフスキのメトープ、それからスクリャービンの4番(ソナタ)。とりあえず自分の弾きたい曲を詰め込みました。ドビュッシーの前奏曲2巻全部でもいいかなって思ったんですが。そうしたら3日間に全部の作品のピークをもっていかなきゃいけなくて大変でした。12の練習曲を全部パーフェクトに弾けるようにして、なおかつ地獄のように難しいメトープを用意して、スク4なんて2楽章ぶっ飛んでるからね(笑)。ノーミスで弾けなんて無理だよ。きつかったなぁ(笑)。」

読者の皆さま、連載はいかがだったでしょうか。ここで載せきれなかった未公開インタビューの様子は当日演奏会で配布いたしますプログラム冊子に掲載させていただいております。ぜひご来場いただき演奏とともにお楽しみいただけましたら幸いです。

♪♪♪♪♪

演奏会のチケット申し込み・ご質問等は、
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( beyond(at)rokuren(dot)com )まで!!


※チケットは全席自由(371席)/一般1000円・学生500円です。申し込まれたチケットは当日受付にてお取り置きをいたしますので、「ご氏名・eメールアドレス・枚数(一般・学生の別)」を明記してメールをお送りください。ただし、原則として先着受付順とし、販売予定枚数超過の場合はキャンセル待ちとさせていただきます。また、お一人様のお申し込み枚数の上限は2枚までとさせていただきます。
メール確認後、申し込み受付の完了またはキャンセル待ちのお知らせを折り返しお送りいたします。
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